代金750万円を早期に全額回収した事例
事案の概要
動画コンテンツを制作するA社は、B社から注文を受けて制作した動画(制作代金750万円)を納品しました。ところが、支払期限を過ぎても支払がなく、問い合わせの連絡をすると、担当窓口が退社したので、支払をしばらく待って欲しいという返答でした。このようなやり取りが続いたまま1年が経過しました。業を煮やしたA社は、代金の回収を図るために、当事務所に相談に来られました。
解決までの流れ
手始めに制作代金を請求する内容証明郵便を送付しました。すると、すぐにB社の経理担当役員から、社内で調査したところ関係書類が滞留していることが分かった、A社との取引内容を確認して回答するという連絡がありました。数日後、同じ役員から、A社に対する支払遅延があることを確認した、請求どおりの金額を、請求された期限に支払うという回答がありました、その後、B社から代金全額750万円の支払を受けました。
コメント
B社の社内事情は分かりませんが、こちらの請求(内容証明郵便)が、B社のトップに届いたことが、早期の解決につながりました。A社が担当者レベルでやり合っていては、いつまで経っても回収に至らなかったでしょう。