窃盗事件で逮捕された被疑者が、罰金30万円で早期に身柄解放された事例
事案の概要
Xさんは、他人に譲り渡す目的で金融機関が発行するプリペイドカードを知人に申込みさせたとの疑いで逮捕されました。
解決までの流れ
逮捕される数ヶ月前から捜査機関による事情聴取や家宅捜索を受けていたXさんは、いつか逮捕されるのではないかと不安を感じ、事前に当事務所に相談に来ていました。当事務所の弁護士がお話を伺ったところ、Xさんは事実関係を認め、深く反省している様子でした。そこで、弁護士は、今後の捜査の見通しや逮捕後の対応についてアドバイスをしました。
その後、Xさんは窃盗罪で逮捕されてしまいましたが、当事務所の弁護士は事情を把握していたため、すぐに面会に行き、Xさんの不安を取り除くため、Xさんの身辺整理や今後のアドバイスを行いました。
また、それと併行して、弁護士は、検察官と交渉し、Xさんの被疑事実が軽微であり、Xさんは深く反省していることから、早期に身柄を解放するよう何度も訴えました。
その甲斐あり、Xさんは、公判請求されることなく、勾留満期日に略式命令(罰金30万円)となり身柄が解放されました。
コメント
ご自身が捜査の対象になっている場合は、なるべく早く弁護士に相談されることをおすすめします。弁護士に相談すると、逮捕される可能性の大小、逮捕された後の生活、逮捕後の対応などについてアドバイスを受けることができ、不安を解消することができます。
また、逮捕された後も、事情を把握している弁護士がいれば、迅速かつ適切に弁護活動を行うことができるので、早期に身柄を解放される可能性が高くなります。