休職期間、転職期間中の生活費のために形成した約1060万円の負債を0円にした事例
事案の概要
Eさんは15年前に勤務上のストレスを主因としてうつ病を患ってしまい、以降求職と転職を繰り返しておりました。求職期間及び休職期間の収入減を補填するため借入やクレジット払いの利用を繰り返した結果、Eさんの負債は約1060万円まで膨れ上がってしまいました。
最終的にEさんは自力での生活再建が困難だと判断し、当事務所に相談されました。
解決までの流れ
Eさんにお話をお伺いしたところ、収入状況から鑑みて1060万円を分割で返済することは現実的ではありませんでした。また、Eさんは高額な資産を持っておりませんでしたので、破産手続で解決を図ることにしました。
コメント
負債を増やした要因に浪費といえるような費消はなかったものの負債総額が高額であったため、本件は少額管財事件として受理されましたが、特に問題なく免責を得ることはできました。