約1か月の交渉で慰謝料を約50万円増額させた事例
事案の概要
Aさんは自動車を運転して信号待ちで停車している際、わき見運転の自動車に後方から追突され、頚椎捻挫等の傷害を負いました。Aさんは、治療が終了してから当事務所に来所されました。Aさんは、相手方保険会社より賠償額の提案がきたものの、慰謝料が約40万円とされていることが妥当なものかわからないということでご相談されました。
解決までの流れ
Aさんの怪我は完治していたため後遺障害の認定申請はせず、争点は慰謝料額のみでした。
当事務所の弁護士は、裁判基準での慰謝料額を改めて算出し、相手方保険会社へ請求を行いました。そして、相手方保険会社に対し、裁判基準でなければ交渉は打ち切りして、訴訟にて遅延損害金と弁護士費用も含めて請求するとの姿勢を示しました。相手方保険会社は、何度も刻むように少しずつ慰謝料額を増額する提示を行ってきましたが、請求額の満額の回答が得られるまでは一切妥協することはできないとの姿勢を示しました。
その結果、段階的に慰謝料額が増額し、最終的には約40万から約90万円まで増額することができました。
コメント
ご相談から示談まで約1か月間の交渉でスピーディーに解決することができた事例です。争点が慰謝料額だけの示談交渉でも、弁護士にご依頼いただければ保険会社が提示する金額より増額できることが多いです。