1810万円の負債について任意整理をして利息約1540万円を免れた事例
事案の概要
Sさんは主に両親の医療費や子の学費のために借入を利用しており、弊所相談時点では8社から約1810万円を借入しておりました。
解決までの流れ
Sさんにお話をお伺いしたところ、負債について分割して返済していきたいとのことでした。収支状況を確認したところ返済を継続していくだけの資力が認められましたので、Sさんの希望を尊重し任意整理での解決を図ることにしました。
コメント
交渉の結果、8社全社について、将来利息無し、5年60回払いの条件での和解を取り交わすことができました。返済総額は合計1810万円、毎月の返済額は約30万円です。
なお、将来利息を負担しながら1810万円を毎月30万円の分割で返済しようとすると、延べ111回、利息込みで総額約3350万円を支払って完済となりますので、和解を取り交わすことで利息約1540万円を免れたことになります。弁護士に任意整理の手続きを依頼し将来利息をカットすると経済的利益はかなりのものとなります。