損保の一括対応終了後も通院を続けて主婦休損120万円を獲得できた事例
事案の概要
Aさんは駅前のロータリーで停車していたところ、後方から運転操作を誤った乗用車に衝突されてしまいました。この事故により、Aさんは頸椎捻挫(むち打ち)、右膝挫創と診断され、治療を余儀なくされました。Aさんはその後、通院による治療を続けましたが、この先どういった治療をすればいいのか、将来どのような賠償金を受けることができるのか不安を感じたため、当事務所にご相談されました。
解決までの流れ
Aさんの依頼を受けた弁護士は、まずはケガの治療に専念することをアドバイスしました。加害者側の保険会社から治療費の支払を打ち切られても、医師と相談の上、治療終了のタイミングを決めるようにアドバイスしました。
事故から約9か月が経過した頃、Aさんはようやく治療を終えました。早速、弁護士は保険会社との示談交渉を開始しました。専業主婦であったAさんは、事故直後からしばらく、家族の支援を受けて家事をこなしていました。そこで弁護士は、症状の推移と家事への影響を勘案し、加害者側の保険会社に対して、「事故の後、家事に支障が出た」ことを積極的に主張しました。度重なる交渉の結果、休業損害は120万円以上、入通院慰謝料はこちら側の主張の満額である100万円以上が認められて、賠償総額300万円以上で示談が成立しました。
コメント
Aさんのように、後遺障害の等級認定がされなくても、ケガや治療状況に応じて適切な賠償金を受け取ることができるケースがあります。また、弁護士費用特約に加入していれば、費用を心配することなく弁護士に依頼することが可能です。まずは一度、お気軽にご連絡ください。