過失割合を30％から10％に減額し、適切な賠償額を獲得できた事例

事案の概要

Ａさんが運転する自動車が第1車線を走行中、第2車線を後方から進行してきた自動車が第1車線に車線変更しようとする際に接触しました。事故の衝撃が原因でＡさんは頸椎捻挫等の傷害を負ってしまいました。通院終了後、Ａさんは相手方の保険会社から示談の提示を受けましたが、賠償額が適切なのか判断に迷ったＡさんは、今後の示談交渉を依頼するため、当事務所にご相談くださいました。

解決までの流れ

Ａさんが提示された賠償額は、Ａさんに3割の過失相殺を認める内容で、慰謝料も裁判基準より大幅に低い金額でした。

当事務所の弁護士は、受任後、すぐに保険会社に対して受任通知を送付し、診断書などの資料の開示を求めました。そして、開示された資料を基に、裁判基準に照らして損害額を算定し直しました。また、双方の自動車の損傷写真を取り寄せ、事故態様と過失割合について検証しました。

その結果、弁護士は、Ａさんの過失割合は1割が妥当であると判断しました。

これらの検討結果を基に弁護士が保険会社と粘り強く交渉した結果、受任から約2か月で、当方の請求を概ね認める内容で示談することができました。

コメント

損害額や過失割合の算定は専門的知見が必要で、一般の方にとっては非常に難しい問題です。弁護士に相談することで、必要な資料を取得した上で正確な知見に基づいた交渉をすることができます。当事務所は交通事故の解決実績が豊富にございますので、交通事故の被害に遭われた方は、是非、当事務所にご相談ください。