交通事故の加害者側で、被害者の請求を減額する和解が成立した事例
事案の概要
Xさんは、二日酔いの状態で車を運転していたところ、Yさんらの車と衝突する交通事故を起こしてしまいました。その後、XさんはYさんらから脅しに近いような態様で損害賠償請求をされたため、民事調停を提起し、賠償額の調整をしようとしましたが、民事調停はうまくいかず、Yさんらから訴訟を提起されたので、弊所の弁護士に訴訟対応をご依頼されました。
解決までの流れ
弊所の弁護士は、受任後、訴訟記録を検討したところ、Yさんらの主張する休業損害が適切な証拠に基づく適正な金額ではなく、慰謝料の金額が一般的な金額より高額であることが判明しました。そこで、弊所の弁護士は、訴訟で、これらの点に関して反論していきました。その結果、裁判所からYさんらの請求額より大幅に減額された内容の和解案が提示され、和解が成立しました。
コメント
Xさんは、二日酔いで運転し事故を起こしたため、強く非難されるのは当然といえるかもしれません。しかし、被害者に対する損害賠償は言い値ではなく、あくまで適切な金額を支払うべきです。弊所では、交通事故の加害者側のご依頼も受け付けております。交通事故を起こしてしまい、損害賠償を請求されて悩んでいるという方はぜひ一度法律相談にお越しください。