貞操権侵害を理由に慰謝料を請求されたが2日という短期間で早期解決できた事例
事案の概要
Aさんは既婚者であることを隠して独身と偽りながらSNSで知り合った女性と交際していました。ある日、Aさんの自宅に女性の代理人弁護士から内容証明郵便が届き、慰謝料100万円の支払を請求されました。Aさんは嘘ついて交際していたことを認めていましたが、突然の慰謝料請求と、相手女性から報復されることを恐れて、当事務所の弁護士にご相談くださいました。
解決までの流れ
Aさんは、紛争の早期解決を一番の目的と考えていました。また、今後、女性から会社や家族にバラされる等の報復を心配していたAさんは、穏便に解決することを希望されていました。ご依頼後、すぐに弁護士は、相手方の代理人と交渉を始めました。弁護士は、慰謝料について概ね請求金額を速やかに支払う代わりに、相手方の女性に対して、本件事実関係や交渉の存在を秘密にすること、今後一切連絡接触しないことを約束するよう求めました。
すると相手方はこれに応じる旨回答したため、ご依頼後、2日という短期間で、無事、和解をまとめることができました。
コメント
貞操権侵害などの男女トラブルでは、後に遺恨を残すことなく解決することが重要です。慰謝料の金額の交渉だけでなく、例えば謝罪文を交付したり、お互い誹謗中傷しないことを約束したりして、誠意をもって交渉に臨む必要があります。男女トラブルでお困りの方は、当事務所までご相談ください。