交通事故の賠償額を約40万円増額できた事例
事案の概要
Xさんは、青信号点滅中に横断歩道を通過していたところ、Xさんの進行方向から、左折してきたYさんの車と接触する事故に遭い、骨折等する怪我を負いました。
その後、Yさんの保険会社は、本件事故の過失割合は、Xさん:Yさん=50:50と主張し、賠償額を提示してきました。そこで、Xさんは、弊所にその後の保険会社との示談交渉を依頼されました。
解決までの流れ
弊所の弁護士は、Xさんから事故状況を聴き取り、Yさんの車に搭載されていたドライブレコーダー映像や警察作成の実況見分調書等を精査し、本件事故の過失割合はYさんの方が大きいと主張しました。
また、Yさんの休業損害について、保険会社の提示案よりも高額であることも主張しました。
その後、交渉を重ね、休業損害は当方の主張が受け入れられ、過失割合は、Xさん:Yさん=40:60となり、結果として、当初の保険会社の提示額より賠償額が40万円増加する内容で示談が成立しました。
コメント
交通事故のほとんどの事案において、保険会社が提示する賠償額の増額は可能です。また、過失割合について争われている事案では、交通事故の専門的知識が必要で、保険会社を相手に被害者本人が交渉することは困難です。交通事故の被害者となった場合には、一度、弁護士に相談されることをおすすめします。