児童ポルノを陳列したとして書類送検された依頼者が、不起訴処分を獲得した事例
事案の概要
AさんはTwitterで、児童ポルノが掲載されたサイトのURLをリツイートしてしまいました。Aさんは、サイトに掲載された画像が児童ポルノであるとの認識をあまり強く持っていませんでしたが、後日、警察官が自宅に捜索をしに来たことで事の重大さを知り、当事務所に相談に来られました。
解決までの流れ
当事務所の弁護士はAさんから、リツイートに至った経緯などを詳細に聞き取りました。それを踏まえ、警察官からの取調べに対するアドバイスを行いました。
その後、Aさんは書類送検されましたが、弁護士が問い合わせたところ、検察官から「起訴する予定である。」と明言されてしまいました。
弁護士は何とかして不起訴処分を獲得するべく、Aさんから追加で聴き取りを行い、陳述書の作成を行いました。また、Aさんの父親や職場の上司に、Aさんに対する監督を誓約する内容の陳述書の作成を依頼し、これらを添付した意見書を作成・提出しました。
その後、意見書を読んだ検察官はAさんを不起訴処分にしました。
コメント
児童ポルノの陳列に関わる犯罪は、特定の被害者がいない場合が多いため、示談交渉など、被疑者にとって有利な情状を獲得するための活動があまりできません。
弁護士に依頼することで、そのような状況でも有利な情状を見つけ出し、検察官に主張することが可能になります。
Aさんは当事務所に依頼することで、満足の行く結果を得ることができました。