368万円の負債について任意整理をして利息約250万円を免れた事例
事案の概要
Xさんは主に交際相手への援助のために借入を利用し、弊所相談時点で3社に対し約368万円の負債を負っておりました。
解決までの流れ
Xさんにお話をお伺いしたところ、負債について分割して返済していきたいとのことでした。
収支状況を確認したところ返済を継続していくだけの資力が認められましたので、Xさんの希望を尊重し任意整理での解決を図ることにしました。
コメント
交渉の結果、1社は、将来利息無し・5年60回払いの条件で、2社については将来利息無し・4年48回払いの和解を取り交わすことができました。
返済総額は合計368万円、1~4年目の毎月の返済額は約7.1万円、4年以降の返済額は約2.3万円となりました。
なお、将来利息を負担しながら上記条件で返済しようとすると、延べ112回、利息込みで総額約618万円を支払って完済となりますので、和解を取り交わすことで利息約250万円を免れたことになります。
弁護士に任意整理の手続きを依頼し将来利息をカットすると経済的利益はかなりのものとなります。