過失割合の交渉を有利に進め、適切な賠償額を獲得できた事例

事案の概要

Aさんが運転する自動車とBさんが運転する自動車が丁字交差点で衝突しました。
Bさんの保険会社は本件事故が出会い頭衝突にあたるとして、Aさんにも3割の過失があると主張しましたが、Aさんはこの内容に納得が出来ませんでしたので、今後の示談交渉を依頼するため、当事務所にご相談くださいました。

解決までの流れ

弁護士はAさんから事故態様を聴取し、車両の損傷写真など必要な資料を集めました。そうしたところ、本件事故は必ずしも出会い頭衝突の類型にあたるとはいえず、Bさんの自動車がAさんの自動車の側面に衝突した事故である可能性があると考えました。
そこで弁護士は、保険会社を介してBさんに質問回答書を送り、Bさんの主張する事故態様を明確にさせました。すると、Bさんの主張は双方の自動車のキズと整合しないことが判明しました。弁護士は保険会社と交渉を続け、出会い頭衝突という前提を否定することに成功しました。
最終的に、Aさんの過失割合を1割とすることで保険会社と交渉がまとまり、Aさんは、納得出来る賠償額を受け取ることが出来ました。

コメント

事故態様や過失割合の判断は専門的知見が必要で、一般の方にとっては非常に難しい問題です。弁護士に相談することで、必要な資料を取得した上で正確な知見に基づいた交渉をすることができます。
当事務所は交通事故の解決実績が豊富にございますので、交通事故の被害に遭われた方は、是非、当事務所にご相談ください。

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