事故直後からの適切なアドバイスにより十分な賠償額を獲得した事例
事案の概要
Aさんは、バイクを運転中、路肩に停車していたタクシーが急転回を開始したため、タクシーの側面とバイクが衝突し、Aさんはバイクごと転倒してしまいました。
Aさんは、事故の翌日に当事務所にご相談いただきましたが、新車納車からわずか5日で事故に遭われてしまったことに大変ショックを受けていらっしゃり、バイクの評価損についてなんとか請求できないかとのことでご相談をいただきました。
そこで、まずは事故の状況等を詳しく伺っていたところ、Aさん自身にも手足に痛みがあるものの、まだ病院を受診されていないことが判明しました。
解決までの流れ
当事務所の弁護士は、まずはなるべく早く整形外科を受診してレントゲンやMRIを撮ってもらうようアドバイスしました。
Aさんは、弁護士のアドバイスに従いすぐに整形外科を受診し、その結果、外傷性頚部症候群、腰椎捻挫と診断されました。
その後、相手方保険会社との間で治療費の打切りに関する交渉を弁護士が行うなどして、十分な期間治療に専念していただき、事故から約7か月半で無事完治しました。
物損については、修理金額について修理工場と相手方保険会社との間でトラブルが生じていたため、間に入って交渉を行い、その結果、適切な修理金額が相手方保険会社から支払われました。
さらに、評価損については、相手方保険会社からは、完全に修理されているため評価損は生じていないとして否定されましたが、事故減価額証明書を取得した上で粘り強く交渉した結果、評価損に対する賠償も獲得することができました。
コメント
弁護士から早期に適切なアドバイスを行ったことにより、物損、人身併せて十分な賠償額を獲得することができました。
評価損についても粘り強い交渉により損害の発生を否定していた損保を説得することが出来ました。